宇部新川ライオンズクラブ東日本大震災復興支援事業
取り戻せ輝く笑顔
2012東日本大震災復興支援活動
第2回夏休み子ども合宿
取り戻せ輝く笑顔
2011年3月11日、東日本大震災が発生し、1年4ヶ月が過ぎました。復興は徐々に動き出してきていますが。深い悲しみを受け遊びの場を奪われた子ども達の状況はほとんど変わっていません。未だに震災前にように屋外で思いっきり遊ぶことはできません。多くの人々が引き続き、また、出来る限り復興支援を続けて行きたいと思っておられることと思いますが、宇部新川ライオンズクラブは2011年に引き続き被災地の子ども達を山口県に招き萩市の見島において夏休み子ども合宿を開催します。本来子ども達の持っている、明るさ、逞しさ、やさしさを充分引き出し、安全に楽しく過ごせるカリキュラムを用意し子ども達の参加を待っていますこの合宿で青少年が笑顔と元気を取り戻すことを信じています
★合宿目的
大自然の中で力一杯遊び学ぶ新しい友達作りと交流、落ち着いた環境の中で日本人としての心養う、維新の町萩と見島の歴史文化の探求自立心、協調性を養う
★日程(2012)
7月26日 福島県出発
7月27日(宇部市開校式・ホームステイ)
7月28日~8月 4日(萩市、見島)
8月 4日 萩市出発
8月 5日 福島県到着
★食事・医療
食材は見島と萩市のものを使用し調理します
医師、歯科医は島に常駐し、ドクターヘリも利用出来安心です
★指導スタッフ
見島『風の学舎』の職員、保育士・各教諭・社会福祉士・宇部新川ライオンズクラブ見島の各ボランティア・
学生ボランティアが行います
見島多目的合宿施設『風の学舎』
バーチャルな映像と概念になれてしまっている現代っ子には、自然やぬくもりを風で感じる体験が求められて います。居心地のよい家庭から、不便で不自由な環境にほうりだされた子ども達が、悪条件を克服し、達成感を 味わうまでのプロセスも規律もある合宿ならではの教育からです。
子ども時代の体験の積み重ねが、豊かな感性と深い人間性を培う基礎になるのであり、『風の学舎』では、さ まざまなプログラムを開発、実践しています。
★合宿で身につく習慣と能力
自主性 集団生活の中、礼儀作法、規律正しい生活習慣を身につける
社会性 集団生活の中で、挨拶の徹底や周囲への気遣いなどを身につける
自己管理能力 時間管理や身の回りの整理や後片付けなどを自分で行う
リーダーシップ 日々の活動を積極的に取り組むことや、班活動で自分の役割を果たすことにより、リーダー シップの育成をはかる
★共催・支援
宇部新川ライオンズクラブ
★後援
萩市、萩市教育委員会、見島三漁協、航空自衛隊見島分屯地、宇部市、宇部市役所食堂、萩市ライオンズクラブ、見島 観光協会、見島小中学校PTA、見島子ども会、的場兄弟、青少年復興支援の会、学校法人有倫館學園、他、
夏休み合宿報告書
宇部新川ライオンズクラブは昨年に引き続き福島県から被災児童31名を招き7月26日~8月5日まで10泊11日の日程で今年度は困難に立ち向かう力、まさに生きる力を養う為の教育的プラグラムを強化し宇部市、萩市、及び自衛隊他、島おこし会等の関係諸団体と協働して2012第2回夏休み合宿を実施しました。宇部市の常盤公園で開校式を行い遊園地や施設内で実施されていた企画展等を見学しその夜はクラブメンバー宅などでホームステイ、2日目からは萩市の45キロ沖の豊かな自然と人情味あふれる島、風の島『見島』で午前中は見島の和凧づくりや太鼓のワークショップ、午後からは海水浴等きれいな海で思いっきり遊び、夜は、経験豊かな島民の皆さんから貴重なお話を聞きました。また、自衛隊のテントを借りてのサバイバルキャンプやブルーインパルスの演技飛行を見るなどのサプライズもあり、見島最後の夜はお世話になった全ての皆さんをお招きし感謝演芸大会を開催しました。時間の無い中一生懸命練習を重ねた子ども達の出し物に出席された多くの皆さんも感動されていました。見島での合宿を終えての出航は地元子ども達など多くの島民の皆さんと参加した子ども達との5色の多くのテープが風にゆれ子どもの名前を呼んだり、それに大きな声で答える子どもの声、ちぎれるばかりに振る腕は、溢れる涙を拭くのも忘れている。テレビでよく見るシーンとまったく同じでした。萩市の松陰神社では和太鼓の練習の成果を多くの参拝者の前で立派に披露し、山口最後の昼食は萩市の道の駅でブランド牛、見島牛のハンバーグ弁当をご馳走になり、一路福島までの1,540キロをバスで元気に帰って行きました。
私たちはすばらし時代に生きています。しかし、昨年3月11日未曾有の大震災が発生し美しい東北の海岸そして、町並みは大きな被害を受けました。また、原発事故の影響などで東北地方では今なお通常の生活が出来ない状況がつづいています。被害を受けることが無かった私たちに出来ることは何でしょうか?復興の支援を出来る限り続けて行くことではないでしょうか。特に未来を担う子ども達の為に!
今回も子どもを遠くに送りだした保護者の皆様へ少しでも安心していただく、為にホームページを開設し写真や動画を毎日アップしました。
詳細はホームページ http://uslc.city-ube.jp をご覧ください。